神社仏閣の歩み〜茨城編その1〜
こんにちは!デザイナーのはなきちです。
御朱印を集めはじめて早6年…。
もともと神社仏閣に興味があったのですが、さらにその魅力にどっぷりハマっていく日々…。
今回は、茨城県内で訪れた社寺の中で特に印象深かった場所をご紹介します!
目次
- 1.『御岩神社』
- 御岩山の三本杉
- 試練を越えて
- そして山頂へ
- みどころポイント
- 2.『大杉神社』
- 日本唯一の夢むすび大明神
- みどころポイント
- 3.『牛久大仏』
- ど、どうぶつ…?
- 胎内空間に潜入
- みどころポイント
- まとめ
1.『御岩神社』
御岩神社は、茨城県日立市の御岩山にあります。
なんとこの山は、最古の霊山で大昔から神々住む聖地として信仰の対象だったこともあり、最強のパワースポットとしても有名です。
私が訪れた日は「秋季回向祭※」を斎行しており、大日如来像が御開帳されていました。
※「回向祭」とは、神仏の垣根を超えてすべての魂を冥福に導き、神様仏様を祀る祭事。
境内に入った瞬間、杉の間から差し込む光がとても神秘的で、神々しい雰囲気がありました。
これが霊山…というくらい圧倒されてしまいました。
御岩山の三本杉
そのまま進んで行くと、「森の巨人たち百選」に選ばれた「御岩山の三本杉」があるのですが、その大きさに再び圧倒される私。今までいろいろな神社を巡って来ましたが、こんなに大きな御神木を見たのは初めてでした(本当にすごいんです嘘じゃないです)
御朱印自体は社務所で頂けるのですが、せっかくだし!と御岩山頂まで登ってみることに。
これが試練の始まりだった…。
試練を越えて
表参道から進むこと早10分。
行けども行けども獣道。表参道と言っても、先人たちが踏みしめて出来た部分が道となっているような登り道なので、歩きにくく思うように進めず体力が限界を迎える。しかも崖のようにそびえ立つ所なんかもあり、心が折れる(本当にちゃんと折れました。ぽっきり)
途中すれ違ったカップルの彼女さんも「いつ着くの…」と絶望していましたが、私も同じ気持ちでした。
そして山頂へ
折れた心と登り続けること約1時間。
・・・と、登頂成功だー!!!!!!!!!!
山頂は見渡す限りの山!山!山!きれい!!!!!(失われる語彙力)
ここまで登りきれたことの喜びもあり、登頂できて本当に良かったと思いました。
(引き返そうと思っても引き返せないぐらいの道なので、退路を断たれ進むしか道がなかったのも事実)
みどころポイント
霊山の中にある神社なので、神々しい雰囲気を感じられる場所ですが、御岩山を登頂される際はホームページにも掲載してあるように「登山装備」で挑むことをオススメします。
山頂にはトイレがなく、往復で2時間程度掛かるので、十分に準備をして向かってくださいね!!!
御岩神社
住所 | 〒311-0402 茨城県日立市入四間町752 |
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アクセス | ・JR上野東京ライン、常磐線「日立駅」からバスで約35分 ・常磐自動車道「日立中央IC」から車で約10分 |
ホームページ | 御岩神社のホームページを見る |
2.『大杉神社』
厄除けの神社として有名なだけでなく、「悪魔ばらえの安婆嶋(あんばさま)」と称されていて、豪華な社殿は「茨城の日光東照宮」と言われているそうです。
確かに社殿の鮮やかな色合いは、日光東照宮とよく似ていました。
日本唯一の夢むすび大明神
大杉神社は「日本唯一の夢むすび大明神」でもあり、鳥居の近くには「ねがい天狗」と「かない天狗」の像がありました。
(鼻高天狗を「ねがい天狗」、烏天狗を「かない天狗」として呼んでいるそうです)
天狗を信仰している神社は今まで見た事がなく、ちょっと興奮してしまいました…!(烏天狗かっこいいですよね)
競馬関係者や競馬ファンの信仰が厚い、勝馬神社。
土器をかち割って悪縁を断ち切る、悪縁切り。
厄除けに始まり、縁結び、悪縁切り、金運、家内安全、進学・就職、企業・経営、子宝・安産、競馬・賭け事などなど。
これだけあると、とりあえず大杉神社に行けば悩み事がなくなるぐらいたくさんの神様が祀られています。
みどころポイント
特に私が驚いたのが、境内のお手洗い!
すべての個室の壁には、妖怪や天狗などがそれぞれ描かれています(すごくかっこいい…)
それと、境内にはよく猫ちゃんがいて癒されます。
大杉神社
住所 | 〒300-0621 茨城県稲敷市阿波958 |
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アクセス | ・JR成田線「下総神崎駅」からタクシーで約15分 ・圏央道「稲敷IC」から車で約10分 |
ホームページ | 大杉神社のホームページを見る |
3.『牛久大仏』
高速道路(圏央道)を通ると絶対に見える牛久大仏。
初めて見たのは阿見のアウトレットからでしたが、あの大きさには心底驚きました。
大きいとは思っていましたが、牛久大仏はなんと高さ120mもあり、あのギネスにも「世界一の大仏」として認定されています(すごい!)
牛久大仏は「大仏」とあるように、浄土真宗東本願寺派本山東本願寺によって造られたお寺で、牛久浄苑が園内に隣接されています。
ど、どうぶつ…?
牛久大仏をさらに近くで見るためには入園料が掛かりますが、中に入るとたくさんの花が咲く公園や動物と触れあえる広場などがあり、観光地としても楽しむことが出来ます。
動物と触れあえる「ふれあいガーデンテラス」では、時間が合えば猿回しを見ることが出来たり(ホームページに開催時間が掲載されています)、うさぎに餌をあげられたり、ヤギが頭上を通過するのも見ることが出来るのです!!!
あれ…?何しにきたんだっけ…?
と、ふと疑問に思っても大丈夫。なぜなら空を見上げると牛久大仏が佇んでいるからです(デカい…)
胎内空間に潜入
ここまででも十分楽しめますが、この牛久大仏…なんと体内に入ることも出来るのです!
中では写経も出来たり売店もあったりエレベーターで胸のあたりまで登ることも出来ます!(地上85m!!!!!)
煩悩を表す暗闇の世界がある「1層」、念仏の間や写経が出来る「2層」、約3,400体の胎内仏がある「3層」、霊鷲山の間がある「4・5層」の全部で5層に分かれています。
お正月には「念仏の間」で書き初め体験の催しなど、年間様々なイベントが開催されているようです。
※胎内空間に入るためには追加料金が掛かります
みどころポイント
公園でじっくり大仏を眺めるだけでも大迫力なので十分に楽しむことが出来ますが、動物と触れ合ってみたり、仲見世通りでお土産を買ってみたりなど楽しんでみてください。
牛久大仏
住所 | 〒300-0621 茨城県稲敷市阿波958 |
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アクセス | ・JR常磐線「牛久駅」からタクシーで約25分 ・圏央道「阿見東IC」から車で約3分 |
ホームページ | 牛久大仏のホームページを見る |
まとめ
今回は3箇所をご紹介しましたが、まだまだ綴りたい神社仏閣がありますもどかしい。
最近、御朱印ブームにより訪れる方が増えていることは歴史を知ったり観光して地域を活性できたりと良いことだと思いますが、なかにはマナーがなっていない人により、立ち入りを禁止にしてしまう所もあるのが現状です…。
楽しみ方はそれぞれあると思いますが、訪問する際はちゃんとマナーを守ってくれる事を願います(近々、訪問マナーもまとめたいと思います!)
それでは、良い神社仏閣ライフを!
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